「SNSで一生懸命発信しているのに、売上に結びつかない… 」
こんなジレンマを抱えていませんか?
毎日インスタに投稿して、いいねやコメントも少しずつ増えてきたのに、お店に来るお客さんや問い合わせは増えない。「なんでだろう?」って首をかしげてしまいます。
前回の「Lv.6」では、「信頼構築」がビジネスの成功に不可欠な要素であることとお話しました。どれだけいい商品やサービスを持っていても、お客さんに「この人(会社)は信頼できる!」と思ってもらえないと、結局は買ってもらえないんですよね。

今回は、その信頼構築を具体的に実現するための「仕組み」について、特にLINE公式アカウントを活用した方法をご紹介します。
大手にはマネできない! 地方企業だからこそできる「信頼関係を築く情報発信」の秘訣を知って、「いいね」を「売上」に変える流れを作っていきましょう。
・SNSだけじゃ難しい理由
・LINE登録者=「見込み客リスト」=「潜在的売上」という黄金方程式
・地方企業だからこそ効果バツグンのLINE活用術
・SNSでフォロワーはいるのに売上につながらない方
・LINE公式アカウントを始めたけど活用できていない方
・「情報発信」を「売上」に変える仕組みを知りたい方
なぜSNSだけじゃ足りないの?

SNSのメリットと限界
インスタグラムやFacebookなどのSNSには、こんな強みがあります:
✅ 多くの人の目に触れる可能性がある(認知拡大)
✅ ビジュアルで商品・サービスの魅力を伝えられる
でも、同時に大きな限界もあるんです。
こんな経験、ありませんか?
地元で評判のケーキ店のAさんは、インスタで毎日おいしそうなスイーツ写真を投稿。フォロワーも1,000人超えて、いいねやコメントもどんどん増えてきました。
でも、お店の売上はあんまり変わらない…。
なんでだと思います?
それは、SNSには次のような根本的な限界があるからなんです。
🔸 投稿は「流れてしまう」 | アルゴリズムの気まぐれで、あなたの投稿が全フォロワーに表示される保証はゼロ。 |
---|---|
🔸「いいね」で終わる | 心の中で「おいしそう!」と思っても、即座に行動するお客さんはほんの一握り。 |
🔸 つながりが薄い | フォロワー数が増えても、その人たちとの関係性が深まるわけじゃない。 |
信頼構築がカギ
さらに超重要なのが、人が何かを買う時の心理です。
はっきり言います。人は「知らない」「信頼してない」相手からは、基本的に買いません。
特に地方企業の場合、大手と違って知名度やブランド力で勝負するのは難しい。だからこそ、お客さんとの信頼関係の構築が決め手になるんです。
単発のSNS投稿で、「この人から買いたい!」と思ってもらえるほどの信頼は築くのは至難の技。
地方企業にとっての「信頼」は、都会の大手チェーンにはない「顔の見える関係」「地域に根ざした安心感」という強みになります。この強みを活かすには、SNSだけじゃ足りない。もっと深いコミュニケーションができる場が必要なんです。
そこで登場するのが、LINE公式アカウントです。
LINE=見込み客リスト=潜在的売上

LINEが強力なツールである理由
SNSが「いいね」で終わってしまう一方で、LINE公式アカウントは「見込み客リスト」として機能します。この違い、とてつもなく大きいです!
まず、日本でのLINEの普及率を見てみましょう。

グラフを見れば一目瞭然! LINEは日本人の93%が使っている国民的コミュニケーションツールです。日本で最も高い利用率を誇り、二番目のYouTube(88%)、そしてインスタグラム(49%)やX(旧Twitter)、Facebook(33%)を圧倒的に引き離しています。
しかも、LINEの特徴は「日常的に見る」ということ。多くの人は1日に何度もLINEをチェックしてますよね。
SNSとLINEの違い、こんな感じです。
SNS | LINE |
流れてしまう | ちゃんと通知が来る |
見逃しやすい | 赤い未読マークでずっと残る |
相手が見に来るのを待つだけ | こちらから能動的に届けられる |
つながりが希薄 | メッセージのやり取りで関係が深まる |
つまり、LINE公式アカウントは、あなたの情報を確実に届けられる最強の場所なんです。
見込み客リストと売上の関係
LINE登録者は、あなたのビジネスに興味を持ってくれた「見込み客」です。
ビジネスの世界では、「LINE登録者=見込み客リスト」と考えます。そして、このリストには「潜在的な売上価値」があるんです。
具体的な数字で考えてみましょう。
マーケティングの世界では、「リスト1人あたり、1〜2万円の利益ポテンシャルがある」と言われています。これは、その見込み客と長期的な関係を築いた場合の価値です。
具体的に計算してみると:
– 100人のLINE登録者 → 月10万円の売上可能性
– 1,000人のLINE登録者 → 月100万円の売上可能性
「そんな簡単に売れるわけないでしょ?」って思いました?
確かに、単純な掛け算ほど簡単じゃありません。でも、継続的に価値を提供し、信頼関係を築いていけば、この数字は現実的。
例えば、100人の登録者がいて、そのうち10人が月に1万円の商品を買ってくれれば、それだけで月10万円の売上になりますよね。
この「10人が買ってくれる」状態を作るために必要なのが、次に説明する「ファン化」です。
それは「信頼関係の構築」にかかっています。単に商品を売り込むんじゃなくて、価値ある情報を継続的に提供して、「この人から買いたい!」と思ってもらえる関係を作ることが大切なんです。
そして、この「信頼関係の構築」こそ、地方企業が大手にはないアドバンテージを発揮できるポイントです!
地方企業だからこそLINEが効果的な理由

地方企業には、実は大手企業にはない強みがあります。それらの強みとLINE活用を組み合わせることで、効果バツグンの信頼構築ができるんです。
地方ならではの強み
地方企業には、大手企業や都会のチェーン店にはない固有の強みがあります。
① 顔の見える関係づくりができる
地方企業の経営者やスタッフは、地域の人々にとって「知ってる顔」であることが多いですよね。LINEではこの「顔の見える関係」をもっと強化できます。
例えば、地元の工務店の社長が自ら家づくりのアドバイスをLINEで配信すれば、「この人に家を建ててもらいたい!」という信頼感が生まれます。大手ハウスメーカーの営業さんが2年で転勤しちゃうのとは大違いです。
② 地域密着型の情報が価値を持つ
全国チェーンが発信する一般的な情報より、地域特有の情報の方が地元の人には圧倒的に価値があります。例えば
- 地元食材を使った飲食店が「今が旬の地元野菜の調理法」を紹介
- 地元の工務店が「この地域の気候に合わせた家づくりのポイント」を解
- 地元の美容室が「地域の気候に合わせたヘアケア方法」を紹介
これって、全国チェーンにはマネできない、地方企業だけの価値提供ですよね?
③ 口コミの効果が大きい
地方では、人と人のつながりが都会より密接なため、口コミの効果がとんでもなく大きいという特徴があります。
LINE登録者が「役に立つ情報をくれる会社」と友人に勧めてくれることで、自然な広がりが生まれやすくなります。都会のような匿名社会と違って、信頼の連鎖が起こりやすいんです。
大手にはできない地方企業ならではの信頼構築
LINEを活用した信頼構築において、地方企業は大手にはない独自のアプローチができます。
① リアルとデジタルの融合
地方企業なら、LINE経由の情報発信と、実店舗や対面での接点を組み合わせるのがカンタンです。例えば
- LINE登録者限定の店舗イベント開催
- LINE会員証を見せれば店頭で特典ゲット
- LINE登録者だけが知っている「今日のパスワード」で来店特典
このようなオンライン・オフラインの相乗効果が生まれやすいのは、地方企業の強みです。
② オーナー自らが発信する親近感
全国チェーンの「会社としての発信」と違って、地方企業では経営者自身が直接コミュニケーションを取れます。
経営者自身が「今日はこんな商品が入荷しました!」「この商品へのこだわりをお伝えします」といった発信をすれば、大手企業にはない親近感と信頼感が生まれます。
③ 地域の文脈に合わせたコミュニケーション
地元の季節イベント、方言、ローカルな話題など、その地域ならではの「文脈」を共有できるのも地方企業の強みです。例えば
- 〇〇祭りの前に来店すると便利なサービス
- 地元の人しか知らない穴場スポットと組み合わせた提案
- 地域特有の悩み(雪対策、湿気対策など)に対するアドバイス
このような地域特有のコンテンツは、全国一律のキャンペーンしかできない大手企業には絶対マネできません!
そう!地方企業だからこそ、LINE活用で大きな効果を発揮できるんです。地域に根差した強みを活かして、信頼関係を築いていきましょう!
では次に、具体的にどうやってSNSからLINEへ誘導し、そこから売上につなげていくのか、その流れを見ていきましょう。
SNS→LINE→売上の具体的な流れ

全体の流れを理解する
信頼構築からの売上につながる流れには、明確なステップがあります。大きく分けて次の3ステップで進めていきます。
💡 ステップ1:アクセスを集める
いろいろな入口からアクセスを集めて、自社のWebサイトやSNSに誘導します。
- Google/Yahoo検索
- SNS(インスタグラム, Twitter, Facebook)
- Web広告
- YouTube
- リアルイベント、紹介、営業活動など
💡 ステップ2:LINE公式アカウントに登録してもらう
見込み客をLINE公式アカウントに誘導します。
💡 ステップ3:信頼関係を構築し、売上につなげる
LINE登録者に価値ある情報を提供し続け、信頼関係を深めた上で商品・サービスを案内します。
なぜこの流れが超重要かというと、せっかくWebサイトやSNSで興味を持ってもらっても、そこから離れてしまうと連絡が取れなくなってしまうからです。
例えるなら、お店に一度来てくれたお客さんの連絡先を聞かずに「またいつか来てくれるかな?」と待ってるようなもの。これじゃビジネスとして成立しませんよね?
LINEという”連絡先”を手に入れれば、継続的にお客さんとつながり続けられるんです。これ、めちゃくちゃ大事なポイントだと思いませんか?
効果的なLINE誘導の方法
LINE登録への誘導で最も重要なのは、「なぜ登録すべきか」という理由を明確に示すこと。「LINE登録してください」だけじゃ、誰も登録してくれません。
効果的なLINE誘導には、次のような「特典」や「理由」が必要です。
① 即時提供できる価値(特典・プレゼント)
✅️ 飲食店の例:
– LINE登録で次回使える10%OFFクーポンプレゼント
– LINE登録者限定!秘伝のレシピPDFをプレゼント
✅️ 美容関連の例:
– LINE登録で髪質診断シートをプレゼント
– LINEで予約すると、トリートメント1回無料
✅️ 小売業の例:
– LINE会員限定!先行セール情報をお届け
– 新商品入荷をいち早くLINEでお知らせ
✅️ サービス業の例:
– 無料相談チケットをLINE登録者にプレゼント
– LINE登録で〇〇ガイドブックを無料でダウンロード
② 地方企業向けLINE登録促進文例
地方企業ならではの強みを活かした登録促進文を使うと効果抜群です。
– 「地元〇〇市の最新情報を毎週お届け!LINE登録で特典も!」
– 「地域限定!〇〇の裏技をLINEで公開中」
– 「〇〇地方の気候に合わせたケア方法をLINEでお届け」
– 「地元の食材を活かしたレシピをLINEで限定公開」
③ LINE誘導の具体的な方法
- SNSプロフィールでの誘導:
インスタグラムのプロフィールに「LINE登録はこちら→特典あり」などのメッセージとともにURLを記載。 - 投稿での誘導:
「詳しくはLINEで配信中!プロフィールのリンクからご登録ください♪」などと投稿に記載。 - 店頭での誘導:
レジ周りや店内にQRコードを設置し、「LINE登録で特典あり!」と明示。 - 名刺や印刷物での誘導:
名刺の裏面やチラシにLINE登録QRコードを印刷。 - イベントでの誘導:
地域イベントでの出店時に「LINE登録で〇〇プレゼント!」と案内。
地方企業の場合、オンラインとオフラインを組み合わせた誘導が強みになります。店舗や事務所に来店したお客さんに直接LINE登録を案内したり、地域イベントでQRコードを配布したりする方法が効果的です。
そうなんです!特典で登録してもらった後が本当に重要なんです。LINE登録してもらったら終わりじゃなくて、そこからが本当の「信頼構築」のスタートなんですよね。
次に、LINE登録者の信頼を得るためのコンテンツについて、具体的にご紹介します。
価値のあるコンテンツとは?

LINE登録者を大切な「見込み客リスト」として育てていくには、単なる宣伝や広告じゃなくて、本当に価値のあるコンテンツを提供し続けることが重要です。
業種別コンテンツ例
業種に合わせた、具体的なLINE配信コンテンツの例をご紹介します。
① 地元食材を使った飲食店の例
✅️ 価値あるコンテンツ例:
– 「地元〇〇産の野菜の見分け方」動画
– 「シェフ直伝!家庭でできる地元食材の保存法」テキスト配信
– 「今が旬の〇〇を使った簡単レシピ」PDF配布
– 「地元の生産者インタビュー」シリーズ
✅️ 信頼構築のポイント:
地元食材への愛着と知識をアピールすることで、「食への熱意がある店」という信頼を獲得できます。また地元生産者とのつながりを見せることで、地域に根差した店としての印象も強まります。
② 地域密着型の工務店の例
✅️ 価値あるコンテンツ例:
– 「〇〇地方の気候に合わせた住宅の特徴」解説
– 「梅雨/台風/雪の季節前にチェックしたい家のポイント」チェックリスト
– 「地元の建材を活かした家づくり」事例紹介
– 「よくある住宅トラブルの対処法」アドバイス
✅️ 信頼構築のポイント:
地域特有の気候や風土に合わせた家づくりのノウハウを共有することで、「この地域の特性を熟知している」という専門性をアピールできます。無料の点検アドバイスなどは、すぐに役立つ価値として喜ばれます。
③ 地元美容室の例
✅️ 価値あるコンテンツ例:
– 「〇〇地方の湿度に合わせたヘアケア術」テキスト配信
– 「自宅でできる簡単ヘアアレンジ」ショート動画
– 「トレンドヘアスタイル解説」定期配信
– 「スタイリストのこだわりインタビュー」シリーズ
✅️ 信頼構築のポイント:
自宅でのケア方法やアレンジを教えることで、「技術を惜しみなく共有してくれる」という印象を与えられます。地域の気候に合わせたアドバイスは、大手サロンチェーンにはできない地方美容室ならではの強みですよね!
④ 地元小売店・セレクトショップの例
✅️ 価値あるコンテンツ例:
– 「商品の選び方・見分け方」ガイド
– 「シーズン前に知っておきたい〇〇の活用法」
– 「オーナーが厳選!今月のおすすめ商品」紹介
– 「お客さんの使用例・口コミ」紹介
✅️ 信頼構築のポイント:
単に商品を売るのではなく、選び方や活用法を教えることで「専門知識がある」という信頼を得られます。オーナー自らの視点で商品を紹介することは、チェーン店にはない小売店の強み!
信頼を深める配信パターン
LINE配信を効果的に行うには、いくつかの基本パターンを押さえておくことが大切です。
① 役立つ情報をメインに、セールスは控えめに
LINE配信では、価値ある情報とセールスのバランスが大切。セールスばかりではなく、役立つ情報やノウハウをメインに配信し、時々商品やサービスの案内を入れるように意識しましょう。
② 定期配信のスケジュール例
配信頻度は業種によって違いますが、たとえばこんな感じ。
✅️ 週1回配信パターン
– 第1週:お役立ち情報(ノウハウ・コツ・トレンド)
– 第2週:お客さん事例や商品の裏話
– 第3週:イベント告知やキャンペーン案内(セールス)
– 第4週:Q&Aやお客さんの声
✅️ 月2回配信パターン(情報更新が少ない業種向け)
– 第1回:今月のトレンドや季節のお役立ち情報
– 第2回:キャンペーン案内やイベント情報
✅️ 週2〜3回配信パターン(飲食店・小売業など)
– 月曜:週の始まりの情報・今週のおすすめ
– 水曜:お役立ち情報・コンテンツ
– 金曜:週末のキャンペーン・イベント情報
イメージできましたか? 重要なのは、「このタイミングで配信がある」と期待される規則性を作ること。突然配信が止まったり、逆に毎日大量に送ったりすると、信頼関係が損なわれる可能性があるので要注意!
③ 地方企業の強みを活かしたコンテンツ作成法
次は地方企業ならではのコンテンツを作るコツをご紹介しますね。
✅️ 地域の文脈を活用する
– 地元の季節イベントに合わせた情報
– 地域特有の気候・風土に関するノウハウ
– 地元の人しか知らない専門知識
✅️ 地域の人々との関係を見せる
– 地元生産者や協力業者の紹介
– お客さん(承諾を得た上で)との写真や声
– 地域活動・イベントへの参加報告
✅️ 個人的なストーリーを共有する
– オーナーやスタッフの「なぜこの仕事をしているのか」
– 商品やサービスへのこだわりの裏話
– 失敗談や成長ストーリー
これらの要素は、大手チェーンやフランチャイズにはなかなかマネできない、地方企業ならではの強みです。「この人(会社)だから買いたい!」という信頼関係を築く上で、とても効果的です。
確かに最初は大変に感じるかもしれません。
でも、日々の業務の中で「これはお客さんに役立つかも」と思ったことをメモしておくだけでも、コンテンツのネタはどんどん貯まっていきますよ。
お客さんからよく聞かれる質問や、季節ごとのアドバイスなど、普段から話していることをそのままLINEで共有するだけでも、立派な価値あるコンテンツになります。
重要なのは「完璧」を目指すことではなく、地方企業ならではの強みを活かした「あなたらしい」発信を続けることです。
地方企業が陥りがちな失敗とその対策

LINE公式アカウントを運用していく中で、多くの地方企業が陥りがちな失敗パターンを知っておくと、効果的なLINE活用ができるようになります。
これは避けたい!よくある失敗
① チラシのようなセールス一辺倒の配信
セールスメッセージばかり送っていると、「このLINEはただのチラシと同じじゃん」と思われて、読まれなくなったり、ブロックされる原因になってしまいます。
② 更新頻度が極端(少なすぎる・多すぎる)
毎日何回も送りすぎるとうっとうしく感じられるし、逆に何ヶ月も音沙汰なしだと存在を忘れられちゃいます。業種や内容に合わせた「ちょうどいい頻度」を見つけることが大切です!
③ LINEの機能をうまく使いこなせていない
リッチメニューやクーポン機能など、LINE公式アカウントの便利機能を使わないのはもったいない! せっかくのメリットを活かさない手はありませんよね。
④ 長すぎる文章や読みにくいコンテンツ
長〜い文章や、画像なしの単調なテキストはスマホで読むのに向いてません。視覚的な要素を取り入れて、パッと見て分かる内容を心がけましょう!
効果的な対策のポイント
①業種に合った配信頻度を見つける
飲食店なら週1〜2回、美容室なら2週間に1回、工務店なら月1〜2回など、業種によって「ちょうどいい頻度」は違います。競合や大手を調査してみるなどして、お客さんにとってベストな頻度を探してみましょう。
② 様々なコンテンツをバランスよく
お役立ち情報、エンターテイメント、つながりを深める内容、そしてセールス情報をバランスよく組み合わせることで、「このLINEは価値がある」と感じてもらえます。
③ 定期的に運用状況をチェック
開封率やLINE経由の問い合わせ数など、定期的に効果を確認することで、改善点が見えてきます。PDCAサイクルを回していくことが成功の鍵です。
そうなんです! 特に地方企業の場合、大手にはない「地域に根差した情報」や「顔の見える関係」を活かすことで、効果的なLINE運用ができるようになります。少しずつ改善していきましょう!
信頼構築でビジネスに変革を

さて、ここまで「SNSからLINEへ、そして信頼構築から売上へ」という流れを見てきました。
SNSだけでは「いいね」で終わってしまいがち。でも、LINE公式アカウントを活用することで、見込み客リストを作り、信頼関係を築き、安定した売上につなげることができるようになります。
特に地方企業にとって、このLINE活用はとても効果的です。理由は、大手企業やチェーン店にはない「地域密着」「顔の見える関係」「地元ならではの専門知識」といった強みを最大限に活かせるから。
信頼構築の旅路は一日にして成らず。少しずつリストを増やし、価値を提供し続けることで、やがて大きな実りとなって返ってくるでしょう。
やってみよう! Level 7 クエスト

今週、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?まずは行動する前に、大切なことを整理してみましょう。
① お客さんの連絡先を集める大切さを再確認
□ 今、お客さんはどこであなたの会社と出会っていますか?(SNS、お店、ホームページなど)
□ そこから何人くらいの「連絡先」を集められていますか?
□ その人たちと「また会える」仕組みはありますか?
② お客さんの信頼を得るために何ができる?
□ お客さんが「これ知りたい!」「これ困ってる!」と思っていることを5つ書き出してみよう
□ その中であなたの会社だけが教えられる「とっておきの情報」って何だろう?
□ その情報を「タダで教えてあげる」としたら、どんな形がいいかな?(LINEでのメッセージ、お役立ち資料、動画など)
③ 地元企業だからこそのお宝を掘り起こそう
□ 「ここに住んでるからこそわかること」を3つ書き出してみよう
□ 大手チェーン店にはできない「顔の見える関係」の良さって何だろう?
□ それをどうやってお客さんとのつながりに活かせるかな?
レベルアップ!

おめでとうございます!あなたは「信頼構築の仕組みづくり」の魔法を習得しました!
💡信頼構築の本質
・LINE登録者=見込み客リスト=潜在的な売上
・価値ある情報を先に提供することで、信頼関係が生まれる
・地方企業だからこそ、「地域密着」「顔の見える関係」が強みになる
💡 実践のポイント
・SNSやWebサイトからLINE登録への明確な特典・理由を作る
・「価値提供:セールス」のバランスを意識する
・ 定期的な配信リズムを作り、信頼関係を深める
見込み客リスト構築力 +15 【達成】
信頼構築コミュニケーション力 +20 【達成】
LINE活用戦略力 +10 【達成】
あなたの会社の発信革命は、まだ始まったばかり。SNSで「いいね」をもらうだけでなく、LINEで信頼関係を築き、着実に売上につなげる。そんな「最強の流れ」を作りましょう。
次回から始まる「SNS基礎」シリーズでは、webマーケティングの基礎を活かしながら、SNSを効果的に活用する方法を学んでいきます。「Lv.8」では「SNS戦略の基本」について解説します。目的設定からプラットフォーム選びまで、効果的なSNS活用の第一歩を踏み出しましょう。
webマーケティング基礎編も随時更新していきますよ!
次のレベルでまたお会いしましょう!
