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なぜ地方にweb発信改革が必要なのか?

あなたの会社の情報発信、このままで大丈夫?

「最近、新規のお客様が減っているような…」

そう感じ始めたある日、あなたは偶然スマホを開いて驚きました。

コロナ禍に地域に参入してきたライバル企業のSNSページが、見違えるほど活気づいているのです。投稿への「いいね」は数百件、コメント欄はお客様の喜びの声でいっぱい。新商品の発表には長蛇の列ができたという写真まで載っていました。

「うちのホームページ、いつ更新したっけ…?」

胸に広がる不安。その瞬間、あなたの会社の情報発信の”遅れ”が、はっきりと現実味を帯びて迫ってきました。

「このままでは、本当に取り残されてしまう…」


そんなあなたの悩み、私にはよくわかります。

なぜなら、地方企業や組織の情報発信に関わって4年。同じ悩みを抱える担当者に、何度も出会ってきたからです。私は18年過ごした東京から東北の片田舎に移住し、フリーランス編集者として、地域企業や自治体の情報発信やコンテンツ制作を支援しています。

この記事では、地方企業・組織の情報発信に関わる全ての方に向けて、なぜ今、発信改革が必要なのか。そして、地方だからこそできる情報発信の可能性についてお伝えします。

地方の情報発信が直面している現実

移住をして地方を拠点に仕事に向き合う中で、日々、強く感じていることがあります。

地方の情報発信は、まだまだ遅れている

あなたの職場でも、思い当たることはありませんか?

・紙媒体が主流のまま

・ホームページは作りっぱなしで放置

・SNSは若い人に丸投げ

・新しい施策に挑戦しない空気


『今のままじゃマズイ…』

その危機感は、誰よりもあなた自身が感じているはずです。

でも、周りは変化を望まない。

『今までどおりでいい』という声に、あなただけが焦りを感じている。

社長や上司が新しい施策に興味を持ってくれない

・予算も人も、リソースが圧倒的に足りない

・今までの関係性を変えるのが難しい

・都会のコンサルに任せるのは不安

そして気づけば、競合他社はすでに動き始めている。
後手に回れば回るほど、その差は開いていく。

このままでは、取り返しのつかない差がついてしまう。

変わらないことのリスク

たった1台のスマートフォンで、小さな会社が大手企業以上の発信力を持つ。

いまや、それは珍しい光景ではありません。

・地域の小さな飲食店が、全国から注目を集める。
・町工場の技術動画が、数十万回も再生される。
・商店街の八百屋さんの投稿に、若い世代が続々と反応する。

地域や会社の規模に関係なく、優れた情報発信が企業の命運を分ける時代です。

「1億総発信者・1億総クリエイター時代」

この言葉をご存知でしょうか。誰もが情報発信者となり、コンテンツを生み出せる。そんな時代が、到来しています。

2023年のChatGPT登場でその変化は加速し、情報発信の新しいスタンダードが生まれています。

そして、この変化を後押しするように、私たちを取り巻くメディア環境も大きく変わっています。

この図をご覧ください。私たちが日々、テレビや新聞、スマートフォンなど、それぞれのメディアに触れている時間の変化を表したグラフです。

図:メディア定点観測2024(メディア環境研究所|博報堂DYメディアパートナーズ)

2006年。テレビの前で1日約3時間。ラジオを聞き、新聞を広げ、雑誌をめくる。この「4大マスメディア」が、私たちの情報源の8割以上を占めていました。

それが2024年。テレビの視聴時間は2時間あまりに減少。その代わり、パソコン・タブレット・スマートフォンの利用時間がテレビの2倍以上に。

この数字が意味するものは明確です。

私たちは、気づかないうちにマスメディアの時代を終え、デジタルの時代に突入していたのです。

情報発信の主戦場は完全にデジタルへと移行しました。そして、そこでは一方的な情報発信ではなく、双方向のコミュニケーションが求められています。

だからこそ今、組織の一人ひとりが「発信意識」を持たないことは致命的なのです。

デジタルの世界では、発信しなければ存在を認知されません。
情報の洪水の中で、黙っていては誰にも見つけてもらえない。

つまり—

「発信しない会社は、存在しないのと同じ。」
見つけてもらえない。知ってもらえない。だから、選ばれない。

これはもやは避けられない事実なのです。

「わかってるけどできない」は、みんなの悩み

「それはわかってるんです。でも…」

この言葉を、私は何度も聞いてきました。

・今の業務で手一杯
・どこから手をつければいいのかわからない
・担当者が自分一人しかいない
・予算も人員も足りない

実は、私自身も同じでした。
田舎に移住し、2人の子どもを出産。子育てに専念していたら、気づけば社会との接点がなくなり、浦島太郎状態。いざ復帰してみると、持っていたスキルはすっかり時代遅れになっていました。

(私のストーリーの詳細はこちらの記事をご覧ください)

でも、だからこそ気づいたのです。

「できない」のではない。 「やり方がわからない」だけなのだと。

今なら、その先の道筋が見えています。
そしてその道には大きなチャンスが待っています。

「今さらSNS?」いいえ、今こそチャンスです

「今更SNSやWebマーケティングを始めても遅いのでは?」

そう思っているあなたに、朗報があります。

地方では都市部と比べて圧倒的に競合が少なく、今から始めても十分有利です。

あなたの商圏内に、デジタル発信を上手に行っている同業者はどれだけいますか?おそらく、そう多くはないはずです。

早く始めるほど、地域でのNo.1ポジションを獲得できるチャンスがあります。

都会では飽和状態のSNS・webマーケティングも、地方ではまだまだ「ブルーオーシャン」。今こそ、動き出すべき時なのです。

地方だからこそできる情報発信

この「遅くはない」という確信のもと、私はこのブログをはじめました。
いまの時代、学ぶチャンスはいくらでもあるし、挑戦することもできる。

私はいま、最新のWebマーケティングを学び、実践しながら、地方の情報発信を変える挑戦をしています。

冒険の書:編集者、地方の情報発信を変える旅に出る 「発信しない会社は、存在しないのと同じ。」 この言葉に出会ったとき、私は新しい冒険の始まりを予感していました。 私は...
発信改革は、けっして遠い話ではありません。

地方企業や組織が、みずからWeb発信で成果を出せる時代なのです。

私は、地方の情報発信に取り組む日々の中で気づきました。

地方には、「地方ならではの強みを活かす」という、都会にない武器があります。

例えば…

1.顔の見える関係性を活かした発信
・お客様との日々の何気ない会話から生まれるストーリー
・制作現場や商品が作られる過程を身近に伝えられる
・スタッフの想いや人となりを自然に表現できる
・オンラインの発信が、リアルな関係づくりにつながる

2.地域に根差した独自のコンテンツ
・土地ならではの文化や歴史を活かしたストーリー
・四季の移ろいや自然を切り取った魅力的な発信
・職人技や伝統が育んだ固有の価値
・長年の歴史が物語る信頼感

3.小回りの利く組織だからこそできること
・全体を見渡せる規模感を活かした意思決定の速さ
・リソースが限られているからこそ見える優先順位
・自分たちのペースで等身大に進められる柔軟さ
・トレンドに振り回されない、地に足のついた発信

4.地域特有のコミュニケーション力
・フォロワーとの距離が近く、双方向の対話が生まれやすい
・情報の信頼性が実店舗や現場で確認できる
・地域内での自然な口コミの広がり
・オンライン・オフライン両方での関係構築

このブログでは、これらの強みを活かした具体的なSNS・Web発信の方法をお伝えしていきます。

Webマーケティングは地方企業の味方

そして、もう一つ大切なことがあります。

これを読んでいる方の中には、
「デジタル化で、うちらしさが失われてしまうのでは?」
「今までの良さが消えてしまうのでは?」
と不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。

Webマーケティングは、決して地方企業の個性を消し去るものではありません。
むしろ、あなたの会社・組織ならではの価値を、本当に届けたい人に届けるための力強い味方になるのです。

では、このブログは具体的に何を目指すのか。

それは—

このブログが目指すこと

このブログは、地方の情報発信を変える”攻略本”です。

田舎に転生した私が、次世代の経営者や発信者とともに、試行錯誤しながら挑戦するリアルな記録。

上手く行ったことも、失敗したことも、つぶさに書いていきます。また、本質を掴むための基礎知識も、地方に合わせた事例として具体的に紹介していきます。

このブログは、あなたの「道しるべ」となるはずです。

このブログから得られること

 

確かな知識と実践力

・Webマーケティングの基礎が身につく
・地方企業ならではのSNS・Web戦略がわかる
・限られたリソースでも実践できる具体的な方法が学べる
・最新のWebマーケ知識を、地方向けにカスタマイズした情報が手に入る

 

このブログを読み終えたとき、あなたは変わっています。

確実な変化

・社長や上司に『うちの情報発信、任せてください』と自信を持って言える
・部下に的確な指示を出せる
・予算や人手が限られていても、効果的な施策が打てる
・何より、情報発信が楽しくなっている

 

このブログは単なる知識の集まりではありません。
私がお約束できるのは、「変化」と「成長」です。

6ヶ月後、あなたは自信を持ってこう言えるようになっています。

「今月のSNSの成果について、経営会議で発表させてください」

RPGゲームのように、一歩ずつレベルアップしていく。
そんな感覚で、一緒に成長していきましょう。


毎週更新される記事が、あなたの具体的なロードマップとなります。
地方発の情報発信革命が、ここから始まります。